【動画レポート】学食ランキング殿堂入りの東洋大学学生食堂の魅力とは?

“安くてボリュームもあるメニューが魅力”というイメージのある学生食堂(学食)。最近はカフェのような“雰囲気”重視の学食や、レストランのように “味”を追求する学食など、大学によってさまざまな特徴があります。

そのような学食を研究し続ける学生サークルが「早稲田大学学食研究会」です。同サークルが独自に作成した学食ランキングは、テレビをはじめ、さまざまなメディアで取り上げられるなど、その活動や調査結果は注目を集めています。

この学食ランキングにおいて2年連続1位を獲得し殿堂入りを果たしたのが、東京都文京区にある東洋大学白山キャンパス6号館の学生食堂です。今回は、ランキングを作成した早稲田大学学食研究会の間中孔士さんと学食に潜入。「東洋大学の学生食堂は何がすごいのか?」を調べてきました。

日本最古の学食研究サークル「早稲田学食研究会」がつくる学食ランキングとは?


画像:早稲田大学学食研究会 間中孔士さん

――今回は、学食ランキングで殿堂入りした東洋大学の「6号館地下1階・学生食堂」の魅力を紹介してもらうために来ていただきましたが、はじめに早稲田大学学食研究会の活動について教えてください。

「早稲田大学学食研究会は、早稲田大学公認サークルのひとつで、1999年に設立されました。早稲田大学生だけでなく、他大学の学生も参加できるインカレサークルとして活動しています。部員は、現在(2019年度)、70名ほどいますね」

――20年以上も活動を続けられていて部員も多いんですね。研究会の目的はなんですか?

「最近の学食はただ安いというだけでなく、雰囲気や味などにもこだわる学食が増えてきました。基本的に学食はどこの大学も学生向けの施設ですが、私たち早稲田大学学食研究会では、より多くの方々に『学食は安くておいしい』ということを知ってもらうために活動しています。」

――実際にどのような活動を行っているのですか?

「1年を通して週1、2回ほど関東圏内の学食をめぐっています。大勢で行ってしまうと迷惑をかけてしまうので、基本的には数名単位の小グループをつくって活動しています。そのほかにも春休みと夏休みの期間には関東から飛び出して全国の大学の学食にも行くようにしています。最近では、メンバーを募って名古屋に遠征し、愛知学院大学、名城大学、名古屋大学の学食をめぐりました。」

――学食ランキングは、どのように決めているのでしょうか?

「研究会で独自に作成した学食調査書というものがあります。調査書では大きく5つの項目(味・量・値段・栄養バランス・雰囲気)を設定し、各部員はそれぞれ5段階で評価を記入。その結果を集計してランキングを決定します。」

――その中で、東洋大学白山キャンパス(6号館)の学食は、2年連続で1位に輝いたわけですね。

「はい。2、3日前からどこの大学に行くかを告知して行ける人を募って学食めぐりをするのですが、その中でも東洋大学はいつも募集をかけた時点で応募が殺到するので、なるべく平等に部員が行けるよう数回に分けていくようにしています。そのため、お邪魔している頻度も高いですね。いつもお世話になっています(笑)。」

東洋大学の学食はここがすごい!

――では、東洋大学の学食はなにが魅力なのでしょうか?

「一般的に学食の特徴には大きくふたつのタイプがあります。『安くて量も多いけれど、味はそこそこ』というタイプと、『少し値段は高いけれど、味にこだわっていてとてもおいしい』というタイプです。東洋大学の学食はこの両方が高いレベルで、ほとんどのメニューは550円で食べられて量もあるし、何よりもおいしい!味・量・値段・栄養バランスは、どれも高い評価でした。」


画像:東洋大学6号館地下1階の学生食堂は、約1300席が用意されている大食堂。フードコート形式で7店舗のメニューを味わえることから、昼どきは1300席がほぼ満席になる盛況ぶり

――雰囲気はどうですか?

「たとえば千葉商科大学のカフェのような学食や、立教大学のまるでハリーポッターの映画が実写化されたような食堂など、最近、増えてきた雰囲気を重視した学食に比べると正直少し見劣りするかもしれませんが、この東洋大学6号館地下1階の学生食堂は約1300席もあって、本当に広々としていて開放感があります。そういう意味では学食らしい学食といえるでしょう。

その中に専門店が7店舗入っていて、フードコートのような食堂になっています。これも他の大学にはない大きな特徴ですね。しかもその個々の専門店のレベルがどこも高く、どのお店のメニューを食べてもおいしいんです。」

――その中でもおすすめメニューを教えてください。

「今回、おすすめ3品を選んでほしいというリクエストをいただきましたが、とても悩みましたね。メンバーと相談してなんとか選んだメニューがコレです!」

鉄鍋屋の「豚スタミナ鉄鍋ごはん とろ~り焼きチーズ」(税込550円)

「そもそも“学食で鉄鍋料理”というのがめずらしいのに、さらに熱々で食べられることが高ポイント。上に乗っているチーズとお肉の相性が抜群で、とにかくおいしいです。どの鉄鍋料理にも、スープ、サラダ、デザートがセットで付いてきます。一見、重そうな一品ですが、実は女性にも人気のメニューなんです」

Curry mantra(マントラ)の「カレー2種(ハーフ&ハーフ)+ナンセット」(税込550円)

「インド人・ネパール人のシェフがつくる本格的なカレー2種類を選べて、さらにサラダやドリンク(ラッシーまたはウーロン茶)までついて550円!これは他大学の学食にはない魅惑的なメニューです。本格カレーだけでなく、熱々のナンにも注目。注文を受けてから、タンドール窯で1枚1枚焼かれるナンは、トレーからはみ出る大きさで、お腹を十二分に満足させてくれます!」

Deli&Cafe(デリ&カフェ)の「チキンの鉄板焼きテリヤキクリームソース」(税込550円)

「メイン料理のほか、前菜が3種類選べるのが魅力のデリ&カフェ。なかなか栄養バランスをとるのが難しい学生にとっては嬉しいサービスです。ソースは市販のものではなく、本店と同じように毎日つくられているそうで、そのシェフの“やさしさ”が味に染み込んでいます!」

「私個人のおすすめとしては、豚スタミナ鉄鍋ごはんが好きですね。南部鉄器と呼ばれる本格的な鉄鍋が使用され、オーダーしてメニューが出てくるときに、“ジュージュー”と音を立てながら出てきます。熱々の鉄板で用意されるのは学食では本当にめずらしく、いつもワクワクしますね。

この他にも東洋大学6号館地下1階の学生食堂には7店舗が入っていて、ひと皿で2種類のパスタや、生パスタが楽しめるイタリアン、ふわふわとろとろ半熟オムライスが人気の洋食屋、本格的な窯で焼き上げたドリア、夏には嬉しいビビンバや冷麺などなど、いろいろなメニューをいただけるので、何度来ても飽きることがありません。本当にうらやましい限りです。」

第2部・イブニングコースの学生のために、夜20時まで営業

――どの店舗も路面店と同レベルの味が楽しめるとのこと。食堂の中で手づくりしていることも学生にとっては嬉しいポイントですね。

「そうですね。豊富なメニューのほか、夜遅くまで営業していることも、特徴に挙げられます。最近は昼のみで終了してしまう学食が多い中で、ここは全店舗とも基本的に(平日)20時まで営業しているんです。第2部・イブニングコースの学生のために営業を夜まで延長していると聞きましたが、ひとり暮らしの学生にとっては夜もしっかり食べられるので食費も節約できますよね。」

――なんだかおなかが減ってきました!本日は取材にご協力いただき、ありがとうございました。

「最近の学食は、“安くてボリュームがある”だけでなく、本当に“おいしい”メニューがたくさんあります。しかも栄養面も考えられたメニューが多いのです。その中でもここの学食はメニューも豊富で、通っている学生が羨ましいですね!」

全7店舗の特徴を動画で紹介

学生にとって“憩いの場”となる学生食堂。東洋大学では、多くの学生に大学での食事の時間を楽しんでもらえるよう、日ごろから“満足度の向上“をめざしているとのこと。間中さんへのインタビュー後、東洋大学6号館地下1階の学生食堂に並ぶ全7店舗を取材。各店舗のスタッフさんにそれぞれのお店の特徴やおすすめメニューについて伺いました。その模様を動画にてご紹介します。
 

鉄鍋屋


 

Curry mantra(マントラ)


 

Deli & Cafe


 

東京食堂 ORIENTAL KITCHEN


 

窯焼きKITCHEN


 

Ciao! & a Domani(チャオ ア ドマーニ)


 

赤とん

東洋大学 白山キャンパス
東京都文京区白山5-28-20
https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/about/access/hakusan/
最寄駅:都営地下鉄三田線「白山」駅から徒歩5分、東京メトロ南北線「本駒込」駅から徒歩5分

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